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    防水施工をする時に知っておきたいこと~パート2~

    防水の種類2つ目

    前回、FRP防水をご紹介しましたので、次はウレタン防水です!

    FRP防水を覚えていますか~?

    耐久性に優れたシームレス防水でしたね。

    今回ご紹介するウレタン防水もシームレスに施工できるので、ちょっと似ています。

    混同しやすいのですが、材料が全然違う別物なのです。

    よく行われている施工なので、きっと知っている方も多いと思いますよ。

    ウレタン防水の魅力を1つずつ、見ていきましょう。

     

    どんな形にも対応!ウレタン防水の魅力

    弾力性も伸縮性もあり、どこにでも施工できるウレタン防水!

    施工法は1つではなく、なんと2つもあるのですよ。

    それがウレタン防水の特徴であり、魅力とも言えます。

    FRP防水と同じようにシームレスに施工ができるので、よく使われるのです。

    聞いたことがある!という方も多いのでは?

    では、ウレタン防水の良さを早速、ご紹介していきますね♪

     

    ウレタン防水の特徴

    防水をする際に良く聞く施工方法と言えば、このウレタン防水。

    身の回りの物にもウレタンを使用している物があるので、知っている方も多いですよね。

    でも、「ウレタンってなんだろう?」って思いませんか?

    よく耳にするのはウレタンスポンジ。

    建築材料ですとウレタンフォームなどが聞いたことあると思います。

    「ウレタン」というのは、樹脂の一種で「ウレタン結合」と呼ばれる化学反応でできています。

    配合方法を変えると性質と見た目の異なるウレタンが作れるのですよ!

    面白いですね~。

    このウレタンは防水だけではなく、塗料や断熱材、接着剤と種類がたくさんあります。

    私たちの生活の中でも、いろいろな所で活躍しているのですね。

    防水材料として使用する場合は、液体状にしたウレタン樹脂を重ね塗りすることで防水層を作れるのです。

    ウレタン防水には魅力が2つあります!

    まず、魅力1つ目は他の防水施工の素材に比べて「価格が安い」こと。

    防水工事の中でも主流となっているのは安価であるから。

    これは嬉しい魅力です。

    安いに越したことはないですから、これならやってみようと思いますよね。

    そして、魅力2つ目は「施工が簡単」であること。

    施工法は2つあります。

    ・密着工法

    ・絶縁工法(通気緩衝工法)

    密着(くっ付く)と絶縁(離れる)の違いで、材料のウレタン樹脂は両方とも使用します。

    何がくっ付いていて、何が離れているのでしょうか?

     

    ベランダには密着工法

    密着工法とは「下地に防水層を密着させる」工法のこと。

    下地にウレタン防水材を塗って、補強材→ウレタン防水材と重ねていきます。

    防水層が厚くなるように塗り重ねる工法です。

    ウレタン樹脂の防水材を直接塗るので、密着というのですね。

    「費用を安く抑えたい」・「早く仕上げたい」という時に適していますよ。

    防水工事を短期間で行うことができるので、こちらを選ぶ方が多いです。

    しかし、下地に直接防水材を塗る工法なので、下地の影響を受けやすいことがあります。

    下地の処理がきちんとされていないまま施工をしてしまうと、ひび割れや膨れと言った現象を引き起こす原因に!

    事前に、下地処理として乾燥を十分させる必要があるので、バルコニー・ベランダなどの防水工事に適した工法です。

    では、乾燥させていないまま施工した場合の不具合はどういう風に出るのでしょうか?

    乾燥させていないということは、塗れた状態に防水材で蓋をすることになりますよね。

    そして、特にベランダなどは直射日光が当たりますので、太陽熱で水分が蒸気となっていきます。

    この逃げ場を失った蒸気が「膨れ」となり結果、劣化に繋がっていくのです。

    「膨れ」とは文字通り、膨れてくることを差します。

    耐久性が低下する見逃せないサインなのですよ。

    この膨れが表れたら再施工などの検討が必要にもなりますので、注意が必要です。

     

    屋上には絶縁工法

    もう1つの施工法は絶縁工法です。

    こちらは「下地に防水層を密着させず浮かせる」工法。

    浮いているので濡れている場所にもできる、ということです。

    下地とくっ付いていない、離れているから絶縁なのですね。

    通気緩衝工法ともいい、通気緩衝シート貼り付けた上に放水材を塗って施工します。

    密着工法より費用がかかるのがネックではありますが、水分が含まれる場所に効果的ですよ。

    膨れが出そうだな、という場所にはこちらの絶縁工法が適しています。

    とはいえ、膨れが出そうな場所など素人には分かりませんよね。

    例えば、「雨漏りをしている築年数の古い建物」などがそれに当たります。

    また、「屋上などの面積が広い場所」などにも適していますよ。

     

    メリット・デメリットについて

    ウレタン防水の魅力のお話をしてきましたが、メリットは何でしょうか?

    魅力は「安い」・「簡単」でしたね。

    それ以外にも良い所があるのですよ~。

    よく使われ、防水施工の中でも主流の方法になっている防水施工。

    その最大のメリットは「樹脂である」、ということなのです。

    ・どのような形にもマッチする

    ・つなぎ目無しのシームレス

    ・トップコートを使用して長持ちさせられる

    この3点が最大のメリットとなります。

    樹脂なので、どのような場所・形にも塗れる、という訳です。

    しかも、「上塗りが何度もできる」、厚みも自由に形成できるため「つなぎ目無し(シームレス)」の美しい見た目に整えることもできますよ。

    そして、トップコートを使用することで15年ほど、長期間の防水効果を保つことができるのです。

    FRP防水と同じようにトップコートを5年目安に再塗装することが長持ちの秘訣となります。

    こんなに良いこと尽くめなんて、「どこかに落とし穴があるのでは?」と思いませんか?

    デメリットも、もちろんあります。

    それは、人の手で行う施工なので「均等に塗ることができない」ということ。

    専用の機器もを使用することもできますが、それでも最小限に抑える程度にしか施工できなにのです。

    やはり膜厚に差が出てしまうのですね。

    そして、「乾燥するまでの時間がかかる」ということ。

    その間は「立ち入り禁止」となりますので例えば、マンションの廊下部分などに施工した場合は歩けません。

    このデメリットは性能を下げるようなものとは言えないので、万能な防水施工ですよね!

     

    注意点とその他

    さて、ウレタン防水は場所を選ばず使用できる、とっても良い施工方法です。

    価格も安く、施工期間も短いのでメンテナンスをする際には、ウレタン防水をすすめられることも多いと思います。

    「安いから~」の常套句で、近寄ってくる悪徳なリフォーム会社が数多く存在しますよ!

    実はウレタン防水はごまかしがしやすい施工方法なのです。

    特に多い手口は「樹脂の量をごまかす」というやり方。

    樹脂量が「㎡辺り何㎏」と施工時に決まっているのですが、もちろん素人には分かりませんよね。

    しかも見ただけでは量が分からないものです。

    この樹脂量をごまかして請求してくる業者が最も多いですよ。

    なので、「ごまかしができる」ということをぜひ、覚えておいてください。

    見た目で判断できませんので、信用できる業者に依頼しましょう。

    ところで、施工時期はいつ頃がいいのでしょうか?

    簡単に見極められますが、何だと思いますか?

    それは期間です。

    10年以上の場合は再施工、5年の場合はトップコートの塗り替え。

    単純ではありますが、これが1つの目安。

    もちろんメンテナンス自体は早めに行った方が費用も抑えられます。

    また、目視で劣化が分かるので、表面の色やひび割れなどを見つけたら、「そろそろかな…」と思ってください。

    雨漏りや膨れと言った明らかな異常があったら、早急に対処が必要ですよ。

    放っておくと、大切な家屋が傷んでしまいます!

    室内でも、雨漏りなどは見つけやすいですから「雨漏りしているかも!」と思ったら業者に依頼をしてくださいね。

     

    次回はシート防水についてお伝えしま~す♪

     

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